大 花 山

個人山行ku-ninn198
【日時】201544日(土)
【メンバー】
【天候】晴
【山域】飯豊山塊
【地形図】長者原
【時間記録】 樽口集落8:20 - 大花山山頂10:1510:25 - 車11:55


 天気予報が良いので出かけてみた。登り口は樽口集落。以前登った尾根(標高519m標高点ピークを通る、名付けて〝崖ルート〟)は雪が消えている個所が多く登れそうもないので、大花山と風倉山の稜線鞍部にぶつかる尾根を登ることにする。

樽口峠に行く車道のヘアピンカーブを2回ショートカットし、尾根に取り付く。最初は針葉樹林帯の顕著な尾根。ブナの林になると急斜面となりスノーシューの爪を利かせて登る。崖ルートの標高600メートル下の崖の雪はすべて落ちていた。

 尾根が広くなり、トラバース気味に登っていくと主尾根の鞍部に着いた。以前来た時にお昼休憩をしたブナが点在する台地だ。ここから方角を北に変え、大花山へ登りとなる。振り返ると、ダイグラ尾根の向こうに飯豊本山が見えるようになる。

 大花山からは素晴らしい展望が広がっていた。大境山から枯松山、朳差岳からは飯豊の主稜線が本山までつながる。朝日連峰も白く横たわっていた。天気は快晴。時間が経つにつれ空の青さが増してくる。春の陽にすべてが輝いている。白い山々もより光を放っているように見えた。

このルート、急峻な個所もなく、登りやすい。目印テープが要所にあり、古いトレースも残っていた。当会のホームページを見たら、悠峰の山スキー突撃隊長も厳冬にほぼ同じルートを登っていた。積雪期ならではの大花山。ブナ林の尾根も美しく、晴れれば素晴らしい光景が広がる。山スキーにも絶好のフィールドとなる。


<〝崖ルート〟の崖と奥が大花山>



<ブナ林が広がる>


<大花山に続く尾根>



<大花山山頂>


<大境山と枯松山>


<飯豊本山とダイグラ尾根>


<朝日連峰>


<山頂から来た道を戻る。奥が飯豊連峰>



<朳差岳>



<飯豊本山>




<飯豊主稜線>



<大花山>