鳥海山湯の台コース 山スキー

個人山行 TA
【日時】20154月19日(日)
【メンバー】単独
【天候】晴
【山域】鳥海山
【地形図】鳥海山 湯の台
【時間記録】牧場上部(駐車)5:50−宮様コース入口6:30−外輪山11:10−牧場上部12:30


今回は時期も早めなので牧場下のT字路からスタートになるかと思って覚悟していたが幸運にも牧場上の最初のカーブまで車が入れた。

ゆっくりと食事を取りスタートする、ほとんどのカーブをショートカット出来たので宮様コース入口まで短時間で着けた、見上げると外輪山が青空の中に美しい。



標高1200付近より外輪山



森林限界を過ぎると風も強くなってきた、雪面も緩んでない、太陽の日差しに期待して高度を上げて行くがソロバン尾根の取り付き(1500m付近)でスキーを担ぎアイゼンに履き替える。今日は途中で退却かなと思いつつ、ソロバン尾根の上まで様子を見てみようと登っていくと別ルートから来た単独テレマーカー氏がクラストの緩むのを待っていた。

ここからは外輪山まで大斜面が続いている、思ったより風も弱くアイゼンのまま時々スキーが風に煽られるが単調な斜面をゆっくりと登りで外輪の行者岳(2159m)にたどり着く。テレマーカー氏はシールが利かず途中で滑っていった。

外輪山より見た新山


誰もいない外輪で新山と千蛇谷を眺める。北面の千蛇谷から数人登っているのが見えた。

外輪の直下にデポしたスキーにもどりすぐに下山する。

ガリガリという大きな音をたてながらも高度を下げるに従い滑りやすくなってきた。帰りは滝の小屋を経由し休憩とする。

地元の登山者と言葉を交わし昼食をとりスキーにワックスを塗り残りの滑降に期待したが滝の小屋から下は数日前に降った新雪がゆるみスキーが全く滑らなかった。