白馬岳 山スキー

個人山行 TA
【日時】2015年5月1日
【メンバー】単独
【天候】晴
【山域】白馬岳
【地形図】白馬町 白馬岳
【時間記録】猿倉4:30−白馬尻5:30−小雪渓上部8:30−村営小屋9:30−頂上10:30〜11:30−猿倉            12:30(駐車場にて前泊)


猿倉から大雪渓〜白馬岳〜柳又谷源流〜鉢ヶ岳〜雪倉岳〜蓮華温泉〜白馬大池(船越の頭)〜金山沢〜猿倉の周回コースを計画した、二泊三日でゆっくり無理なく行きたかったが二日間しか都合できず、いろいろ考えたが取り敢えず行ってみる10年前は一泊二日でまわった事もあったが今の体力とモチベーションでは無理かもしれない。




村営小屋付近で体力に余があれば行けるだろうし蓮華温泉の宿泊も楽しくなるはずだ。

金山沢にはスキーのシュプールがあり出合の雪は多く安定している、しばらくは安全に渡れそうだ。

金山沢出合付近で白馬岳頂上と主稜が迫力のある光景で迫ってくる。

白馬尻より単調な登りがつづく斜度が無いように見えるが振り返ると結構斜度がある、小雪渓の近くになると杓子岳の天狗菱からの落石を警戒して右よりを登っていく。

小雪渓の下でスキーを担ぎ一番登りやすそうなステップ使いながら登っていく、斜面は急で楽ではない。

葱平付近まで上がりスキーを履くが疲れでピッチが上がらない村営小屋の屋根が見えているというのに、これでは蓮華温泉まで一気に行くのは無理かも。

村営小屋の上の急斜面を越えると剣、立山連峰が目に飛び込んでくる。

未練がましく旭岳のコルから滑り込む柳又谷の源流を覗き込んで時間を計算してみるがここにやっとたどり着いた状態では蓮華温泉までは無理、歳相応と悟ったのである。

頂上往復で久しぶりの大雪渓の滑降を楽しもうと気持ちを切り替える。

営業している山頂小屋の付近にスキーと荷物をデポし頂上を目指す。

今日は風も無く北アルプス全体が見える白馬鑓の肩には槍穂高連峰も見え飽きが来ない。

そして黒部源流方面に目を転じ10年まえにスキーで行った日本オートルート(室堂〜槍)の稜線を目でたどってみる。

黒部川を隔てた対岸には剣岳からチンネや大窓?さらに毛勝連山の北方稜線がつづく、また早月尾根の奥に真っ白な大日岳の稜線も見えている。



立山〜剣岳 大日岳の稜線も見える


白馬鑓の肩に槍穂高連峰が見える




手前の旭岳と剣岳北方稜線の毛勝連山