遠見尾根〜五竜岳〜八方尾根

個人山行ku-ninn200
【日時】2015534日(連休)
【メンバー】
【天候】
【山域】北アルプス
【地形図】
【時間記録】
<5/3・晴れ→曇り> 五竜スキー場9:30 − 小遠見山10:37 − 中遠見山11:0011:20 − 西遠見山12:40 − 五竜山荘13:4514:10 − 五竜岳15:0515:25 − 五竜山荘16:15(泊)
<5/4・曇り→雨>五竜山荘7:00 − 唐松小屋9:2510:00 − 八方生け山荘11:48


 雪の遠見尾根を登ってみたかった。天気は初日は晴れの予報。五竜スキー場のゴンドラとリフトを乗り継いでスキー場上部まで行く。小遠見山は登山者でいっぱい。五竜岳に続く遠見尾根も一望できる。中遠見山〜大遠見山〜西遠見山へと雪のたおやかな尾根が続いている。目の前には五竜岳がそびえ立っている。大パノラマが広がり、どこでもテン場適地となる。

 西遠見岳から五竜小屋がある主稜線へは雪の急斜面。雪はやわらかいが、ここでアイゼンを付ける。小屋は大勢の登山者でにぎわっていた。小屋の前のテン場の雪は消えていた。翌日の天気予報が悪いので、小休止後山頂を往復してくることにする。最初は夏道、山頂直下は雪の一枚バーンだ。念のためアイゼンを持参したが、つけずに登る。

 五竜岳山頂はさえぎるものがない大展望台。うっすらと雲がわき、高い山々は雲の中に入ってしまっていた。青空だったら、どれほど素晴らしい光景を楽しむことができたのだろう。それでもまだ展望を楽しむことができ、ゆっくりと展望を楽しんだ。

 翌日は曇りで、すぐにガスの中に入ってしまった。展望が望めないので、唐松岳はパスし、小屋から八方尾根を下る。八方尾根は思ったより夏道の上を歩く。スキー場に近くなるにつれ雨脚が強まっていく。麓の新緑は雨に洗われ、鮮やかな緑となっていた。


<小遠見山下から見る遠見尾根と五竜岳>



<遠見尾根からはどこでも五竜岳が目の前だ>


<五竜山荘からの五竜岳>



<五竜山荘と後立山連峰>




 <五竜岳山頂>




 <五竜山頂からの鹿島槍ヶ岳>


<五竜山荘とテン場。唐松岳が見える>



 <朝の遠見尾根>


<唐松岳>