飯豊山 門内岳~北俣岳

個人山行 TA
【日時】2015年6月7日
【メンバー】単独
【天候】晴れ
【山域】飯豊山
【地形図】飯豊山
【時間記録】飯豊山荘5:15-滝見場7:00-梶川峰8:35-門内岳9:35-北俣岳10:43-梅花皮小屋
11:00-飯豊山荘15:05


最後の山スキーを門内沢でやろうと思いながら6月になってしまった、今年も梶川出合までの雪渓が少ないということで躊躇していたのだ。

そこで稜線の花見と石転雪渓の様子を見に梶川尾根~門内岳~北俣岳~石転沢の周回ルートに行くことにした。

久しぶりの飯豊、梶川尾根の登りは取っ付きから急でしごかれる、湯沢峰でやっと一息がつける。

滝見場からは短い雪渓が出てきて夏路と雪渓を交互に歩く、梶川峰まで急登がつづくが道端のカタクリの花が気を紛らしてくれる。

梶川峰に上がれば北の朳差岳から北俣岳、大日岳、飯豊本山と大パノラマが広がる。


主稜線に上がると二王子岳、海岸線には弥彦~角田がそして門内小屋付近には二王子岳を背景にしたハクサンイチゲの大群落が待っていた。

峰桜は梶川峰の上で見かけたが主稜線ではもう散っていた。


ここまでくると疲れも出てくるが花と門内沢の綺麗な雪を見ながら稜線漫歩である。

思ったより早く北俣岳に到着、写真だけとってすぐに梅花皮小屋に下る。

大休憩でお昼をとり石転雪渓を下る、雪は適度に緩んで問題なく上部の急斜面をおりて下まで来るとウルイがいたる所にあったので少々採取するついでにウドを三本ほどザックにつめる。

梶川出合付近まで来ると雪渓に穴が空いている、そろそろ夏路に移るようだ。

梶川は上流の雪渓から渡り、梶川出合の左岸が崩壊した後に出来た巻き路を行くがロープやヤブに掴まりアップダウンする大変な悪路で時間を取られた。

雪渓が無いときの夏路は時間も労力もかかり総じて歩きにくい路である。

今年崩壊した下つぶて石付近の路はしっかりとロープがはられ安全に通ることが出来た、小国山岳会に感謝したい。