大朝日岳

個人山行 TA
【日時】2015年7月3日
【メンバー】単独
【天候】曇り
【山域】朝日連峰
【地形図】飯豊山
【時間記録】大石橋4:45−角楢小屋5:25−大玉沢出合6:00−蛇引清水6:55−北王玉山7:45−平岩山−
8:40−大朝日岳9:45〜10:00−蛇引尾根分岐11:45−大石橋14:00


今の時期は「ひめさゆり」が見ごろと思い、新潟から近くて静かな小国側より大朝日に行くことにした。

今日は夕方に用があり早め帰らなければならない、暑さ対策の為もあり早朝スタートし、また荷物も最小にして楽をして登ることにした。

駐車場に車が一台、登山か釣りか入山者がいるようだ。今日は人のいない森の中を歩くので熊鈴も用意する。


途中の角楢小屋は釣り人に人気の小屋だが誰もいない、大玉沢の一本つり橋を渡ると蛇引尾根の急登になる、ゆっくり休まずで行く。

今日は湿度が高くかなり汗をかいてしまった、主稜線直下の低潅木帯まで上ってくると大朝日頂上が見える、「ひめさゆり」もちらほら見え出した。

汗で風が寒く感じる。

北大玉山では平岩山の先に大朝日が大きく見え西朝日から袖朝日の荒川源流が荒々しい、振り返ると山形のマッターホルン祝瓶山が目を楽しませてくれる。



晴れていれば祝瓶の後に飯豊が雪で白く見えるはずだが雲に霞んで見えない。

平岩山の緩やかな稜線でようやく「ひめさゆり」街道のようになってきたが時期的にちょっと早すぎたようだ。



平岩山から大朝日頂上がせり上がってくる、いったんウスユキソウの斜面をくだり風の無いところで防風衣を着て軽くエネルギーを補給する。



いたるところにウスユキソウときどきチングルマの穂やハクサンイチゲの咲いた路をジグザグに登って行く。頂上はどんどん近づいてくる。

頂上では月山が霞んで見えその先に鳥海山が何とか見えた、カメラでははっきり写っていなかった。