遠見尾根〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳〜扇沢

個人山行ku-ninn208
【日時】201581416日(お盆)
【メンバー】
【天候】
【山域】後立山連峰
【地形図】
【時間記録】 
 <8/14・雨> スキー場9:00 − 小遠見山10:14 − 中遠見10:44 − 大遠見11:25 − 西遠見12:05 − 五竜山荘テン場13:40(泊)
<8/15・晴れ→ガス> テン場5:35 − 五竜岳6:34 − 口ノ沢のコル8:55 − キレット小屋10:00 − 鹿島槍ヶ岳北峰11:35 − 鹿島槍ヶ岳12:30 − 冷池テン場14:10(泊)
<8/16・晴れ→ガス> テン場5:50 − 爺ヶ岳南峰7:30 − 種池山荘8:108:45 − 扇沢10:55


 春に登った遠見尾根を登る。初日は雨。ガスも濃く、視界はゼロに近い。晴れれば、五竜岳を見ながらの尾根歩きになるのに残念の一言。白岳直下のお花畑もカメラを出す気にはならず。風雨が強まる稜線上を五竜山荘に向かった。テントの中でやっと全身濡れた体を温める。夕方近くになると風雨が止み、雲が流れ始めた。

 翌日は快晴となった。予定通りに五竜岳から八峰キレットを越え、鹿島槍ヶ岳に向かうコースを行く。素晴らしい展望の五竜岳。キレットへは口ノ沢のコルまで350メートルほどの下り、まずはジグザグのザレ場をドンドンと下る。前方には鹿島槍ヶ岳がそびえ立っていて、北峰の直下はものすごい急登に見える。キレット小屋からは400メートル近い登りで、ハシゴや鎖場で高度を稼いでいく。少し斜度がゆるんだかと思ったら、北峰の分岐だった。吊尾根を反対側に登り切ると鹿島槍ヶ岳=南峰だ。大勢の登山者が行き来していた。ガスが湧き展望は無し。冷池のテン場が心配なので、そそくさと山頂を後にし、テン場に向かう。無事に幕営。夕方近くになると、適地探しで大変だったようだ。

 最終日も晴れ。まずは爺ヶ岳に向かう。この日も大勢の登山者とすれ違う。夏の山はガスが湧くのが早く、この日も爺ヶ岳の下りで展望がなくなってしまった。太陽の光がないと寒いくらいだ。種池山荘で大休止をし、柏原新道で扇沢に下る。麓に近くなると蒸し暑く感じる。登山口から扇沢までの車道がこの山行で一番きつかったかもしれない。