鳥 甲 山

 

個人山行 oza1
【日時】 20151018日(日曜)
【メンバー】 2
【天候】 晴れ
【山域】 三国山脈
【コース】 貉平登山口〜鳥甲山〜屋敷登山口
【地形図 2.5万】鳥甲山
【コースタイム】
貉平登山口発 7:45 〜万仏岩8:50〜白ーの頭10:25〜カミソリ岩10:50〜鳥甲山11:15-12:00〜屋敷登山口着14:25


先週の佐武流山に続き、秋山郷にやってきた。今回は会のWさんと一緒です。

天気は快晴で青空と紅葉が美しく、又と無い登山日和である。秋山郷の国道405号線で前をマイクロバスが走っていたが、途中で屋敷方面に曲がって行った。こちらは直進し切明温泉方面に車を走らせる。雄川閣の前を通り、むじな平の登山口に着くと、先程のマイクロバスが到着していて、20名以上の団体だろうか?出発の準備をしていた。こちらが遠回りだったようだ。バスの団体名を確認すると新潟のR会の人達だった。点呼をして出発していった。こちらも追いかけるように出発する。

最初からなかなかの急登が続く。一時間程の登ると万仏岩という岩稜地帯に到着。梯子や鎖がついているので怖くはないが、傾斜があるので3点確保はしっかりとしたいところ。岩場通過の上部の方でR会の人から道を譲ってもらい先に行かせもらった。細い尾根なので見晴らしは良い。目指す先に鳥甲山と勘違いする白ーの頭が見える。白ーの頭は樹林に囲まれ展望はない。今までの急な登りに疲れ、休憩しているとWさんが雨具の落し物を見つけた。落とし主が気付いて取りに来るかもれないしどうしようかと考えたあげく、持っていくことにした。カミソリ岩付近は急峻な岩場の通過はまるでジェットコースターのようだ。何度もピークを通過し、最後の急登を経てようやく鳥甲山に到着した。

登山口から山頂まで3時間半だったが、先週の佐武流山(約5時間位)に匹敵するほどの登り応えがある。山頂には宮城、千葉から来たという人達が休んでいた。さすが200名山、全国区の山だなあと感心した。このところ、日本100名山より、200名山に登ることが多いが、山の大きさ、秀麗さなどでは劣るかもしれないが、面白みに関しては200名山の方があると感ずる。今まで34山登ったが、どれも登り応えがあると同時に、渋い山というか、面白みのある山というか、100名山よりちょっと玄人受けするのではないだろうか。(300名山はさらにそうなのかな?)

12時近くなってR会の人達が山頂に到着。そう広くもない山頂がまたたく間に一杯になったので、場所を譲る為にも早々に片付けをすませ、下山にかかった。

下山は登りとは反対の屋敷方面に降りる。駐車場所まで長い林道歩きをしなくてはならないが、赤ーの尾根も折角だから歩いてみたい。大抵の人がそうするようだ。白ー側の登山道と違い、幾分なだらかに見える。下ってみると急峻な岩場通過などはないが、1460mピークからは急な上に足元が滑りやすく結構難儀を強いられた。どちらが楽ということは無いのかもしれない。下山口に近くなってきたところで18名の登山ツアーの団体に追いついた。白ーで拾った雨具の落し物について聞くと、その中で持ち主が見つかった。今まで会う人毎に確認したが違ったので、最後で見つかって本当に良かった。その団体にも道を譲ってもらい、下山口の林道に到着した。ここから一時間以上は歩かなければならない。10分程歩いていたら、後ろから先程のツアー登山のバスが止まってくれ、なんと乗っていきませんかと言ってくれた。え!ほんとに?、駐車場まで乗せてもらい一時間以上の時間短縮となる。感謝・感謝です。

最後に切明温泉、雄川閣で風呂に浸かり、新潟に帰る。今日も良い一日でした。


貉平登山口




万仏岩付近



カミソリ岩付近から鳥甲山



ナイフリッジ




山頂標識



屋敷方面への下り


赤ーから鳥甲山



登りに通過して来たカミソリ岩とキレット


下山してきた屋敷の登山口