飯豊本山

個人山行 TA
【日時】2015年10月27日(日帰り)
【メンバー】単独
【天候】晴れ
【山域】飯豊連峰
【地形図】飯豊山・岩倉
【時間記録】大日杉5:25-地蔵岳7:15-切合9:10-飯豊山本山10:55-切合12:25-地蔵岳14:25
-大日杉15:50


夏山装備での登山は今年最後のチャンスと思い飯豊山に行く、日も短いのでスピードを考え荷物を軽量化し靴もローカットにした。雪は日陰部分に溜まっていたがまったく問題なかった。

ヘッデンを点けてスタートしたが直ぐに東の空が白みだし、ザンゲ坂の鎖場手前で明かりは不要になった道は落葉で埋め尽くされ歩くとガサガサと音がする。周囲は朝の光で赤く、地蔵岳付近から眺める本山の景色に期待が膨らむ。だまし地蔵で本山と草履塚が姿を現す、期待どおり薄っすらと雪がついていた。

御坪への登りで泊まりの登山者が一人とすれ違う。御坪付近は真っ白な岳樺が美しい。切合で冬帽子に交換し防風衣を出しやすくする。切合からは大日岳・御西が美しい。御前坂の風衝地帯で強風を予想したが防風衣を着るほどでもなく、ひたすら地面を見ながら登るのみ。本山小屋を過ぎて晩秋の全く人気の無い稜線を只一人で頂上へ向かうがスリリングでワクワクするような気持ちであった。帰路、御秘所の手前で大日杉から日帰りで本山往復というソロ登山者とすれ違う「頂上行ってきたんですか?何時に出発したんですか?」と言葉を交わす。さて私も日没までに下山しなければならない。今日は種蒔山からのトレースは無かった。


地蔵岳付近より本山


御坪の岳樺


頂上より大日岳


朳差岳への稜線