白太郎山

個人山行(親睦登山)

【日時】201636日(日)

【メンバー】MT&Oza1(山スキー突撃隊),会長,YWN潟山岳会+K越山岳会

【天候】 晴れ

【山域】 朝日連峰

【地形図】 徳網

【実録時間】 徳網(標高320m)8:25頃 − 標高635m <休憩> 9:129:20    山頂10:04 <昼の憩> 13:14 − 徳網13:45


今週はN潟山岳会,K越山岳会との親睦登山となった.

向かう先は朝日連峰の前衛,白太郎山である.

本年元旦に登山口まで来たが,あまりの小雪,籔で回れ右をしたところである.

 

3月である.

さすがに雪は十分あるだろう.

 

支度を終えた悠峰隊が先発する.

三々五々N潟山岳会の面々も出発する.

総員21名の大部隊である.


取り付きから杉林までの斜面


取り付きの斜面は少々急である.

前日のものと思われる足跡のデコボコがいたるところに付いている.

クラスト気味であるが,なるべく踏み跡のないところを選んで登る.


【スギ林を抜けたところ】


取り付きの急登をクリアすると傾斜が緩み,わずかにスギ林の中を歩く.

スギ林を抜けると,開けた雑木林に出る.

 

ここは傾斜も適当で木の間隔も適当で,雪が良ければ滑りも楽しいところである.

ここもいたるところに踏み跡が付いている.

 

汗をかかないように登るが,それでも汗ばんでくる.

風もなく,気温も高い.

 

いつものように傾斜が緩む標高630m付近で少しだけ休憩する.

暑いので,フリースの手袋もここで外す.

 

766mの標高点は北側を少しだけ巻いて南西に延びる明瞭な尾根を行く.

 

標高830m付近で悠峰先発隊に追いつく.

ここで,山頂に至る尾根はわずかに東寄りに向きを変える.

大きなブナも目立つ気分のいい斜面が続く.


【標高830m付近】


【開けたブナ林】


ブナの高さが低くなると山頂が近い.

振り向くと五味沢の民家が見える.

帰りの立ち寄り湯「りふれ」も見える.

この尾根は,りふれの浴槽からも良く見える.

下山後に風呂に入りながら登った尾根を眺めるのは人生のささやかな楽しみである.

山頂近く


山頂からは祝瓶山がよく目立つ.

左には大朝日岳や朝日連峰の山並みが続いている.

右手にはあまりなじみのない山形の山並みが望める.


【山頂から祝瓶山(中央右)と大朝日(左端)】


【祝瓶山】


山頂は少々風があるので,南側に少し下ったところで昼の憩いとする.

20人以上がくつろげる会場を入念に作成する.

作成したが,風避けに積み上げた雪のブロックがほどなく崩れる.

天気に免じて許してもらいたい.

 

1級カモ鍋調理師の会長特製のカモ鍋,カモステーキをおいしくいただく.

いつの間にか風も無くなり,青空が広がり昼寝までしてしまう.


【昼の憩い】


【記念撮影】


記念撮影も滞りなく済ませ,下山である.

クラスト気味だった雪もこの陽気ですっかり腐れているが,踏み荒らされた斜面は少々滑りにくい.

踏み跡の無いところを選びながら滑って行く.

ときどきひっくりかえりながら滑って行く.

スギ林の中はちょっとターンしにくいが滑って行く.

最後の急斜面も前方3回転しながら滑って行く.

息も絶え絶え道路に出ると,地元のおばあちゃんが柴犬とともに出迎えてくれる.

思わずなごむ.


【最後の斜面】


いたるところに踏み跡があり,下山途中766m標高点ピークでも別パーティーがくつろいでいた.

静かだった白太郎山も守門や浅草岳のようにいよいよメジャーな山となったようだ.

少々残念な気もするが,Oza1も山頂に立てて良かったし,カモ鍋昼寝付きの昼の憩いまであったので良しとしよう.