東北(森吉山・八甲田山・鳥海山)山スキー

個人山行 TA
【日時】2016年4月24日(日)〜26(火)
【メンバー】2名(会員外1名)
【天候】晴れ
【山域】
【地形図】酸ヶ湯・八甲田山・鳥海山・湯の台・他


【時間記録】

1日目 新潟4:50==森吉ゴンドラ山頂上駅11:00〜森吉山12:00〜森吉ゴンドラベース駅14:30==酸ヶ湯(泊)

好天が続き森吉ゴンドラは週末土日が運行ありで最初に森吉に行く事にした。今年は少雪のため今日で上のリフトの営業が終わるとの事、山頂駅から東北の山の雰囲気を味わいながら森吉山山頂を往復した。時間もあり計画を変更して酸ヶ湯温泉に予約を入れ八甲田山へ向かう。


避難小屋から森吉山山頂


【時間記録】

2日目 酸ヶ湯8:10〜大岳10:20〜酸ヶ湯12:20==中島台リクリェーションの森(泊)

酸ヶ湯温泉付近は藪が目立ち雪が少ない。酸ヶ湯温泉の豪華な朝食を取り出発。今日は大岳環状ルートから大岳(八甲田山の主峰)へ行きその後、小岳から縦走して高田大岳への予定である。林の中から見える大岳南面は雪が無いが仙人岱ヒュッテ付近まで登ってみると東面は雪の大斜面が頂上まで伸びていた。大岳へ登る途中から見る小岳と高田大岳の頂上付近の雪が少なく縦走は無理なようだ。大岳山頂からは青森市の町と津軽海峡が薄っすらと見えた、今回の目的のひとつ大岳の滑降を終えて仙人岱ヒュッテに寄り近くの硫黄岳の無立木の快適な斜面で遊び明日の予定を話し合った結果、明日は雪の多い鳥海山とする。今日はここまでで酸ヶ湯に戻る。


仙人岱ヒュッテより見た大岳 右の雪の斜面を登って頂上へ


大岳山頂



大岳山頂より高田大岳(奥)と小岳(前)


【時間記録】

3日目 中島台5:30〜あがりこ大王6:00〜中島台==湯の台7:50〜滝の小屋10:10〜伏拝岳外輪13:10〜湯の台15:00==新潟

前日、鶴泉荘(鳥海山秋田県側のにかほ市営温泉施設)に泊まる予定だったが第4月曜が休業で中島台駐車場でのテント泊となった。

中島台はすっかり雪が消えて水芭蕉が盛りだった。赤川の橋を渡り「あがりこ大王」へ向かって木道を行くが雪が無い悪い予感がする。「あがりこ大王」に着くと先には雪が無かった(2週間前に来たときは雪に覆われていた)。ということで通いなれた湯の台へ。

車は牧場上までただ10mほどの残雪が突破できれば車はもっと上まで上れた。林道のショートカットもできず宮様コース入口までけっこう長かった。滝の小屋への最短コースの宮様ルートも藪が多くなってきた。滝の小屋で休憩し本日のルートは雪がきれいに繋がっている外輪の伏拝岳へ続く急な斜面とする。八丁坂をあがると雪はザラメ状になってきた、月山森を左下に見ながら高度を上げる。外輪まで数百メートルの最後の急斜面で防風衣をはおり大きくジグを切ながら登る。雪質はザラメで下は凍っているようでストックがあたる最後の4〜50mはスキーを両手にもってキックスッテプで深く蹴りこみながらやっと登った。外輪は風も冷たくさすが標高2000mである。滑降はフラットなザラメ雪で快適な斜面が滝の小屋までつづく。


滝の小屋から外輪山(奥、左側が伏拝岳、中央が行者岳)


外輪山伏拝岳付近より新山