鳥海山(千畳ヶ原)山スキー

個人山行 TA
【日時】2016年5月14日(土)
【メンバー】単独
【天候】晴れ
【山域】
【地形図】鳥海山・湯の台
【時間記録】駐車地点5:40−(鳥海湖・千畳ヶ原経由)―外輪山(伏拝岳と文殊岳の中間)10:15−笙ヶ岳11:35〜12:45―駐車地点13:30


全国的に雪が少なく今日でスキー納め山行にする。鳥海山も雪解けが早くブルーラインからスキーを使えるのは今週が最後だろう。

今回は数年前から狙っていた千畳ヶ原から外輪をめざす。道路よりスキーを持って50m程うすい藪をくぐるとシールの使える雪面にアクセスする。雪が残っているスキールートはここだけなのであたりはシュプールだらけ、庄内平野方面は一面の雲海である。笙ヶ岳を右手前方に見て多くなった藪を避けながらやや左寄りに鳥海湖を目指す。(鳥海湖は雪解けが始まっていた)鳥海湖の上でシールを外しひと滑りさらに千畳ヶ原に向けてひと滑り、残雪の千畳ヶ原はひっそりと美しく正面に月山森やこれから登る外輪山へ続くルートを確認する。振り返れば笙ヶ岳の東面が美しい。再度シールを着け外輪山を目指す、時おり万助の谷より雲が上ってくるが心配する程でなかった途中月山森の下に湯の台コースの河原宿小屋が見えた。外輪山へは適度な斜面で順調に到達できた、これで今シーズンは行者岳・伏拝岳に続いて三度目であるしかもスキー納めで外輪に立てた事で大満足である。帰路は千畳ヶ原まで滑れば一瞬である、下でシールを付け直し鳥海湖に上らず鍋森の横をルートに取り笙ヶ岳のコルへ向かう。静寂の千畳ヶ原に比べ笙ヶ岳は大勢の山スキーヤーで賑わっていた。


雪解けが始まった鳥海湖


笙ヶ岳から見た外輪山と新山




外輪山から見た千畳ヶ原と笙ヶ岳


千畳ヶ原より笙ヶ岳