蒜場山(1363m)山行報告書

【日時】 平成28年6月12日(日)

【メンバー】 4

【天気】 晴れ(蒸し風呂、サウナでした。) 

【山域】 飯豊連峰

【地形図】蒜場山・東赤谷

【時間記録】

行程(私のタイム:上り3時間35分、下り2時間55分。皆様はもっと速かったです。)

新潟出発(6:00)→加治川治水ダム(寄り道込みで7:30着-:50発)[新潟から加治川治水ダムまでは車で1時間程度]→独標→岩岳(9:10)→烏帽子岩(10:00)→山伏峰→蒜場山(11:25-12:45)→山伏峰→烏帽子岩→岩岳→独標→登山口(15:24)→加治川治水ダム(15:40)→お風呂 美人の湯 (440円、本来600円だが16時半以降は440円)→新潟(17:45頃、お疲れ様でした。)


当初の天気予報は曇りで少し晴れマークありであったが、自称「晴れ女」担当のため、晴れ過ぎて若干1名バテバテの登山でした。

天城山以来の登山でかつ蒜場山で雄大な飯豊連峰を拝みたいと張り切っておりました。

 トップで歩き始めましたが、トコロテンのように押し出されるがごとく、急登を烏帽子岩までは比較的順調でがんばりました。N氏が職場の方々と登っており、私たちは追い越して行ってのですが・・・・・・。

途中、下越山岳会の方々が本当に暑い中、下草を刈ったり等、登山道の整備をされていました。本当にありがたいことです。

烏帽子岩から私は本当に大変でした。(私だけの問題でしたが。出だしが速過ぎたとのアドバイスあり。ペース配分のミス。)痙攣だったのでしょうか、膝が痛くなり、トップを変わっていただきました。

トップを交代した途端に、後ろを振り返るころなく?2人はさっさと登って行かれました。膝が固まって、立ち止まったりうずくまったりしていると、下山してきた方に声をかけられましたが、なんと「先はまだありますよ。」と言われてしまい思いっきり凹みました。ヘリの要請を頼みたいと思わずにはいられませんでした。(後で、「ヘリはタクシーではない」と注意されました。ごもっともですが初めての経験で山頂まで着けるかそれとも下山できるかと不安でした。)それでも、後ろに強い味方が控えていて下さったのでなんとかめげずにゆっくり登って行きました。山頂からゆうゆうと手を振ってくださる、薄情?なお2人の姿が見えた時は本当に本当にうれしかったです。

やっとの思いで山頂にたどり着き、正面に大日岳を拝みながらのビールの味は今までで最高に美味しかったです。

山頂でも下越山岳会の方々が山を整備されており、82歳のT氏にお会いできたことはとても光栄でした。

また、下越山岳会の方から、痙攣しているなら「薬あげるよ」と言われ、「芍薬甘草湯」は登山時の常備薬かなと思いました。今回は服用しませんでしたが、効果を確かめたかったです。

お花も少しは期待していたのですが、ひめさゆりは枯れかけていたのを1本、コバイケイソウも1本、イワカガミの群生が1〜2か所、ツツジが結構咲いていました。ブナ林もまあまあでした。山頂からは360度の大パノラマでしたが、花よりだんご、景色よりもビールでした。

登山者は下越山岳会の方々、N氏のグループ、単独の方、2人連れ、単独下山者だけのようでした。

今回は暑くて暑くて大変でした。蒸し風呂のような山行に参加して下さった皆様、お世話になり、ありがとうございました。今まで気になっていた蒜場山の山頂に立てて嬉しかったです。最高に美味しいビールでした。

 

[なお、ネット「蒜場山.新潟の山らて」に蒜場山の詳細が掲載されています。]