高 妻 山

                             

会山行 oza1
【日時】 2016626(日曜日)
【メンバー】7
【天候】 曇り時々晴れ
【山域】 戸隠連峰
【コースタイム】
キャンプ場前無料駐車場 7:20~戸隠牧場7:30~一不動9:15~五地蔵山10:10~高妻山12:00(昼食)-13:20~弥勒尾根分岐(六弥勒)14:50-15:00~戸隠牧場16:50~キャンプ場前無料駐車場着 17:10


当初計画では大境山であったが、6月に入って暑い日が続いていたせいか参加表明が芳しくなかったので、山を変更し、最終的に高妻山に落ち着いた。新潟地区参加者は朝415分に新潟を出発し、新津・五泉地区参加者とは栄パーキングで待ち合わせた。新潟を出る時は曇りで雨は降ってなかったが、栄パーキングに到着すると土砂降りの雨となっていた。車から出て、待ち合わせの相手を探しているうちにずぶ濡れとなってしまう。山行自体危ぶまれる天気だが、長野は晴れているだろうと気を取り直して出発した。予想通り天気も回復し、晴れ間も覗いてくる中、落ち込んだテンションも徐々に上がってきた。戸隠キャンプ場前の県道脇の広い無料駐車場は既に九割以上埋まっており、改めて百名山人気をうかがわせる。


<戸隠牧場>

戸隠牧場が高妻山の入り口となる。綺麗に整備されたキャンプ場を過ぎ、牧場の入り口で登山届を記入する。やはりこの辺は山の会としてはきちんとしたいところだ。牧場内をしばらく行くと一不動を通過する旧道と弥勒尾根を行く新道の分岐だが、登りは旧道を選択し一不動を目指す。沢沿いの道であり、何度か渡渉しながら進む。鎖のついた帯岩と呼ばれる一枚岩をトラバースする箇所では団体が通過中で聞くと新潟の大手山岳会(R会)の方々であった。平均年齢70歳の16人パーティ-とのこと。みなさん本当に若々しい。


<一不動非難小屋>

一不動避難小屋から尾根上を進む。二釈迦、三文殊と番号順に祠がある。五地蔵山で小休止をするが、ブヨや羽虫が多く快適ではない。


<五地蔵山>

六弥勒が弥勒尾根(新道)の分岐となっており、ここから高妻山に向けては一旦大きく下り、ピークの登り返しを二回繰り返し、最後に本峰を標高差300m直登する。上になるほど傾斜が増し、いや~、きつい!、ツアーの団体とのすれ違い時はいつもなら、少しいらいらすることもあったが、今回は逆に休めて有難かった。逆にどうぞと譲られると“ハアハア、アヒガト~ゴザヒマス~、ゼーゼー”となる。


<高妻山山頂部>

<山頂稜線>

やっとのことで頂上部の一端に出たところで時計を見ると1150分過ぎだった。なぜか解らないが、せっかくだから12時前に到着したいと思い、休みたいのだが、逆に喘ぎながら頂上部に向かって急いだ。ところが山頂標識まであと一歩というところで秒針が12時ちょうどを回った。“残念¡”←---アホか?。


<高妻山山頂>

下山は六弥勒まで往路を戻り、分岐を新道である弥勒尾根を選択。雨上がりのせいか、全般にぬかるんだ印象だ。上部以外展望は全くない登山道だ。時間は旧道より早いはずだが、短縮の実感はない。牛のモーという声が大きく聞こえてくれば、牧場も近い。やがて駐車場に到着。下りも4時間近くかかる結構ハードな日帰り登山だが、山の印象は少し薄かったのは俺だけかな。

下山後は戸隠中社近くの神告げ温泉で入浴。米山SAで軽い食事を取り、新潟に着いたのは夜9時半頃だった。