吾妻・大滝沢

 

会山行 oza1
【日時】 2016811
【メンバー】 5
【天候】 晴れ
【山域】 吾妻連峰
【コースタイム】 滑川橋駐車場発7:50〜大滝沢入渓7:54〜滑川大滝8:38〜大滝展望台9:00〜尾根登山道〜大滝沢再入渓9:256m幅広滝10:16〜吊り橋11:35〜登山道合流(遡行終了点)12:55-13:55〜尾根登山道〜大滝展望台15:20〜滑川橋駐車場着15:48


自身、最初に大滝沢に登ったのは9年前のこと。前回からも5年が経過している。そんな昔に思えないのだが月日の経つのは本当に早く感じるようになった。大滝沢は今まで行った沢の中でもその景観や楽しさはトップクラスだったので、行ってない人には是非とも紹介したいとの思いから会山行として計画した。88日〜10日に北アルプスに入山していたY氏も含め、参加者は総勢5名となった。

新潟を朝410分に出発、新新バイパス〜日本海東北道〜国道113号線と繋いで米沢経由で滑川温泉に向かう。滑川温泉手前の駐車場には730分頃に到着。到着時に車は無かったが、支度をしている間に後続車が3台到着した。

大滝沢は、沢までのアプローチがほとんど無く、橋から降りるといきなり入渓できる。しかも明るく開けている。


<橋の脇から入渓>

15分ほどで2段の滝からなるF1に到着。前回までは泳いで取りついていたが、左側の縁を経攣って1段目の上にでた。

<F1>

2段目はロープを出すか微妙なところだが、皆大丈夫とのことで、沢靴のフリクションを活かし全員ノーロープで上がる。

<F1 二段目>

その後30分程行くと、早くも、この沢のハイライト、落差120mの滑川大滝だ。何度見ても圧倒される大きさだ。



<滑川大滝>

思わず、滝の下に行って童心に帰り、年甲斐もなくはしゃぐ。

  

大滝を見物した後は、大滝の横の捲き道を上がらず、少し戻って大滝展望台に向かう道に入る。そこから登山道を少し行ってテープの下がっているところを下降して、再度沢に着床する。


<幅広の滝が見えてくる。>

しばらく休憩の後、再度遡行を開始する。景観は相変わらず美しく、滝を超えたり、泳いで突破したり、いとまなく楽しい。古い吊り橋が見えてくると、大きな滝も終了となる。



<幅広滝を登る>

<滝を登る>


<泳いで突破する>

今度は巨岩のゴーロ帯で、緊張感は無くなるが、乗り越しに苦労し、体力は消耗する。もーいや!という頃、登山道との合流地点となり、あっけなく遡行終了。潜滝はすぐ先なのだが、見るだけなので今回もパスした。


<遡行終了点>


いや〜よかったね。といいながらビールで乾杯、まったりと昼食休憩とした。1時間程休憩していたが、他の登山者が通りすぎることはなかった。一般登山道を登る人はあまりいないらしい。

下山は一般登山道を下るが、ところどころ足元が草に覆われて道が見えない。5年前よりも更にヤブ化が進んでいるように思えた。




<ヤブ化した登山道>

1941年から1970年にかけて稼働していたという鉱山跡の残骸をところどころに確認しながら、2時間弱で滑川橋の駐車場に到着した。

  
<索道の鉄塔>                                 <滑車の車輪>


下山後は米沢の鷹山の湯に立ち寄った後、せっかくだからと米沢ラーメンの名店、「熊文」でラーメンを食べた。すっきりとした醤油味スープにちぢれ麺のとてもおいしいラーメンだった。