燕岳〜槍ヶ岳(表銀座コース)


個人山行 TA
【日時】2016年8月24日(水)〜26日(金)
【メンバー】単独
【天候】晴れ
【山域】北ア北部
【地形図】
【時間記録】
1日目(
8/24) 中房温泉6:45〜第二ベンチ7:40〜合戦小屋9:10〜燕山荘10:15大天荘テント場13:20
2日目(8/25) 大天荘テント場5:00〜西岳ヒュッテ7:30〜水俣乗越8:40〜槍ヶ岳山荘11:20〜南岳テント場14:00
3日目(
8/26) 南岳テント場6:20〜氷河公園天狗池〜槍沢〜横尾〜上高地バスターミナル12:45


槍ヶ岳に至るコースで登った事のない東鎌尾根(銀座コース)へ行ってきた。

1日目 台風一過のウィークデーとあって人も少ない。燕岳から大天井岳への縦走路からの眺望を楽しみにしていたが雲が多く高瀬川対岸の山は良く見えなかった。大天井岳頂上近くの大天荘テント場から雲の切れ間に穂高〜槍の稜線が大屏風のように見えた。
大天荘テント場では小屋のトイレを使用するがトイレの清潔さには感激した。

2日目 今日は快晴、荷上でヘリがテント場近くに飛来するので早めに出発する。テント場から約30分の下りで大天ヒュッテのある喜作新道に合流する。
この辺の位置関係は地図では知っていたが、歩いて見て喜作新道を作った意義と大天井岳の大きさと地形概念図が理解できた。大天ヒュッテを過ぎて西岳への稜線に上ると初めて北鎌尾根がはっきり見えた。昔、若い頃5月の連休に北鎌尾根末端のP2から登り途中ビバークした北鎌平など昔の思い出がよみがえる。西岳からは東鎌尾根の核心部で急下降と急登でハシゴの連続で楽ではないヒュッテ大槍まで来ると槍の穂は巨大に迫ってくる。


3日目 昨日は槍で十分に満足したが、南岳までガンバッタ。今日は穂高方面への第二ステージへ行く予定だったが変更して氷河公園天狗池経由で上高地へ下山する。

帰路、大糸線の車窓からみる山は厚い雲に覆われていた、穂高駅で車を回収して小谷付近まで来ると激しい雨になった。




燕岳




大天荘テント場




北鎌尾根と槍ヶ岳


西岳から東鎌尾根ここから急下降と急登が始まる


東鎌尾根上部から槍の穂 ヘリが荷揚げをしている


キレットをへだてて穂高連峰 最後の写真は天狗池からの槍ヶ岳