鉱山道〜白馬岳〜白馬大池

個人山行ku-ninn232
【日時】20161015日(土)
【メンバー】
【天候】晴れ
【山域】北アルプス
【地形図】
【時間記録】
蓮華温泉6:10 − 瀬戸川6:55 − 神ノ田圃8:25 − 鉱山道分岐10:30 − 三国境11:20 − 白馬岳12:00 − 小蓮華山13:20 − 白馬大池14:25 − 天狗ノ庭15:25 − 蓮華温泉16:40


 小屋終い=山終いの白馬岳に出かけてきた。登りは前回下った鉱山道。瀬戸川に架かる橋を渡れば、緩やかな登りが続いていく。池塘がある神ノ田圃を過ぎ、沢をいくどか渡渉しながら、高度を上げていく。鉱山道の紅葉の盛りは過ぎてしまっていた。白馬岳のほうは雪で白く見え、三国境の下から雪の上を歩くようになる。鉱山道では下りの2人パーティーに会ったのみ。三国境まで来ると、やっと登山者の姿を見かけるようになった。

 天気は晴れ。朝方の冷え込みは厳しかったし、気温はそれほど上がっていないよう。稜線上の風は冷たい。快晴の山頂からの展望は素晴らしかった。剣岳から立山連峰、槍ヶ岳までがはっきりとわかる。北アルプスの山々の端から端まで見渡せるようだ。夏と違って登山者の行き来も少ない、静かな山頂。雲ひとつない青空、秋の日差しがきらめく中、これ以上ないくらいの素晴らしい光景に見入っていた。

 下りは小蓮華山〜白馬大池経由。白馬岳の悠大な展望を楽しみながら下る。白馬山荘泊の登山者が多く、何人もにすれ違う。それでもあの夏の登山者の数の比ではない。寒かった山頂も稜線から少し下ると暖かい。少し傾いた日差しの白馬大池を過ぎ、明るいうちに蓮華温泉まで下ることができた。ふもとは秋の風情なのに、高い山々はすでに冬の入り口にきている。こんな好天は今年あと何回あるのかな、なんて思いながら下山した。


<神ノ田圃から主稜線方向を見る>


<鉱山道を振り返る>


<鉱山道上部の水場うまい水≠ニ雪倉岳>


<三国境の下から雪倉岳、朝日岳方面を振り返る>

<三国境、白馬岳方面を見る>


<白馬岳>


<白馬岳山頂>


<白馬岳山頂からの北アルプス方面の展望>


<白馬岳を振り返る>


<小蓮華山>


<白馬大池>


<白馬大池のテン場と小蓮華山>