阿 寺 山

個人山行ku-ninn233
【日時】20161022日(土)
【メンバー】
【天候】高曇り
【山域】越後三山
【地形図】
【時間記録】広堀橋6:20 − 龍神碑6:50 − 分岐9:00 〜(阿寺山)〜 分岐9:50 − 龍神碑11:20 − 車11:50


 八海山の隣にある阿寺山。残雪期に定例山行で登ったことのある山だ。広くまったりとした尾根、山頂から広がる大展望、雪山を満喫できた山だった。さて、無雪期はどうだろう。

広堀橋を渡り、車止めの所から歩き出す。広堀川河原という少し開けた所からジャバミ沢に下り、河原上を行く。まずは左岸を行き、右岸に渡ったところが竜神碑。ここからは右岸に付けられた道と枯沢の中を歩く。このあたりは洪水で登山道が流失し、不明瞭とある。また、増水時は通行不可ともある。目印テープがなければ大変かも。また、沢はすぐに増水しそうだ。なるほど。確かに…。

 沢の中なので水場のジャバミ清水はわからなかった。沢から離れると道ははっきりとするが、急登が続いていく。ブナ林も急斜面。手入れがされていないようで、どこかヤブっぽい。晴れの予報だった天気も、どこかすっきりとしない。傾斜が緩くなると分岐はすぐそこだった。分岐まで来ると、中ノ岳が目の前にドデンと現れた。草紅葉が広がる向こうには八海山が見える。大展望が広がっていた。ヤブの中のモヤモヤ感は消え、スッキリ爽快感となる。阿寺山の山頂はすぐそこだった。

阿寺山の山頂もやはりどこかヤブっぽい。湿原まで戻り、大休止とする。といっても、静か過ぎる山なので動物のにおいがしないでもないし、もしかして大雨でも降ったら帰れないと、そそくさと下山をした。春は素晴らしいと思った山。雪≠ニいう魔法があったのかも。でもまた訪れてみたい山となった。


<ブナ林。細いけど美しい林>


<分岐からの中ノ岳>


<広がる草紅葉と八海山>


<阿寺山山頂>


<阿寺山を見る>


<八海山>


<中ノ岳>


<ブナ林>