高知山から二王子岳 山スキー

個人山行 TA
【日時】2017年2月28日(火)
【メンバー】単独
【天候】快晴
【山域】二王子岳 
【時間記録】南俣5:30〜尾根取り付7:00〜高知山9:30〜場割峰11:00〜二王子岳12:40〜二王子神社14:30〜南俣15:05


今シーズン初めての大きな移動性高気圧の到来を見逃すことはもったいないので高知山経由で二王子岳に行く。暗い中スタート、山の神の先が高知山に登る尾根の取り付きまで約1時間半。ルートは新雪の細い尾根の急登で始まるがシールの効きも良く嫌な段差も無く順調であった。カモシカの足跡が多い所に差しかかった、するとカモシカがすぐ近くの雪の斜面を駆けていった。彼らは急斜面の谷から山を苦も無く移動しているのだ。高知山直下の細尾根は風の通り道で凍った上に新雪が薄く積もっていてシールの効きが悪く、大きくジグも切れず苦労した。高知山到着は予定よりも遅れた。高知山から先の長い稜線はわずか1000m級の山とは思えない絶景がつづく今日は新雪に太陽の光が反射して宝石をちりばめた様に見える。しばらく稜線を歩いて後ろを振り返ると後続が来ていた。良く見るとスノーシューのようだ、どんどん近づいて来るので最初のスノーピークの下で待っていると顔見知りのEさん(女性)だった。場割峰から先、ルートはラッセルが予想される七滝沢源頭をさけ、稜線伝いに中尾根を経由して三王子に向かうこととする。三王子の急な登りはピッチが上らずEさんに先に行ってもらう頂上小屋ではいつものスキー仲間RO氏が待っていた。今日は気温が上らず山の上部はもちろん南俣集落までスキーが良く滑った。


高知山より五頭連峰



高知山より二王子岳と場割峰につづく稜線



Eさんが追い付いてきた



場割峰から中尾根に行く稜線



場割峰から二王子岳頂上と七滝沢源頭



二王子岳定番パウダー締めの一本、RO氏と滑る