瑞牆山・金峰山

 

会山行 報告 It

【日にち】2017923(土祝)24()

【コース】山梨県北杜市須玉町 みずがき山自然公園〜黒森コース〜瑞牆山 富士見平小屋〜金峰山往復〜周回コースでみずがき山自然公園

【参加者】7

【天候】 両日とも 曇り時々晴れ

【コースタイム】

9/23〉 330新潟発―840みずがき山自然公園駐車場9001030不動滝―1215瑞牆山▲2230.4m(〜1330)―1515富士見平小屋(泊)

9/24〉 610小屋発―700大日小屋―930金峰山▲2595.2m(〜1040)―1100金峰山小屋―1335富士見平小屋(〜1400)―1510みずがき山自然公園―増富温泉―2130新潟着


初日、雨の中新潟を出発したが、長野に入った頃には雨はあがる。80台収容の駐車場に、車はキャンパーも含めて10数台。(帰着時にはほぼ満車状態になっていた。)

林道終点にも数台駐車可能だが、今回は周回コースなので、この駐車場に停めてスタート。

瑞牆山荘からのコースに比べると歩く人の少ない道らしいが、沢筋にしっかりした階段状の橋が何本もかけられ、充分整備されている。

途中岩登りのフィールドもあり、垂直の岩壁に取りついている人を間近に見上げながら通過した。

富士見平小屋から登ってくる道と合流すると人が急に多くなり、岩のテラスといった感じの山頂は、親子連れや若者グループが、賑やかにくつろいでいた。

温かい陽射しの中、のんびり昼食休憩。頭上は晴れているのだが、山の高さにはガスがかかり、迫力の大ヤスリ岩も、金峰山方面も、時折垣間見える程度。

期待した八ヶ岳や南アルプスの展望は、厚い雲に阻まれた。

すれ違う人の多い急な岩道を下り、桃太郎岩からはいったん登り返して、富士見平小屋到着。名前通り「富士山の見える山小屋」とのことだが・・・残念!

テント場はかなりの数のテントが張られていたが、小屋はすいており、ゆったり過ごせた。



     

不動滝                                山頂標識


   

桃太郎岩                                      富士見平小屋


    

夕食 名物 鹿肉のソーセージ                朝食 ピータンのお粥と焼餅

 

翌日、朝食後金峰山へ向けて出発。いきなり樹林帯の斜面直登から始まるが、大日岩の巨岩を眺めたり、木々の間から射し込む朝日に感激したりしながら高さを稼ぎ、砂払ノ頭に出ると、奇岩の続く紅葉の始まった稜線の先に、金峰山・五丈石が見えてくる。山頂手前ではオコジョも出迎えてくれた。

大きな岩が重なり合った山頂下の広場と五丈石周辺は、こちらもまた若者とファミリーで大賑わい。我々は少々離れた所から、岩によじ登る人たちの観察?などしながら早めの昼食。ここでもやはり、日が射しているのに遠望が全く利かず、ガスが上がるかと待ってみたものの、今回は富士山も八ヶ岳も、姿を現さなかった。

一旦金峰山小屋に下り、立派なトイレ棟など小屋の様子を見学してから分岐に戻り、往路を富士見平小屋へ。

小屋から公園へ下る道は、未舗装の林道を少し行くとすぐに再び山道となり、今までとは違う明るい雰囲気の雑木林を快適に下っていくと、車道と合流して5分ほどで駐車場に戻る、歩きやすい良い道だった。


   

大日小屋(無人)                              金峰山頂と五丈岩
 


   

山頂標識                        五丈岩



  

金峰山頂より瑞牆山                             大日岩


駐車場から瑞牆山西面の岩峰

 

ポイント毎に見どころが有り、変化に富んだおもしろいコースに満足しながら、それでも少しだけ“しゃくなげの咲く時期に再訪したら、山頂からの大展望が見られるだろうか・・”と心残りも抱きつつ、

途中ラジウム温泉で有名らしい「増富の湯」に立ち寄り、新潟へ戻った。