小野子三山
会山行 sue
【日 時】 2017年11月19日
【メンバー】 会員5名
【天 気】 晴れ時々曇り
【山 域】 上州(ぐんま100名山)
【記 録】 小野子山登山口8:30 − 雨乞山9:25 − 小野子山10:25 − 十二ヶ岳 11:45 − 十二ヶ岳・中ノ岳コル12:05〜12:45 − 小野子山13:50 − 雨乞山14:30 −小野子山登山口15:10
今年一番の冷え込みのため山沿いは朝から雪模様となり、関越自動車道には除雪車が出ていた。待ち合わせの下牧SAにも一部うっすらと雪が残っていた。月夜野ICで高速を降り、一般道で渋川市旧小野上村に向かう。群馬県内は南下するにつれて青空が広がってくる。登山口に着いた時には快晴となったが空気は冷たく寒かった。
小野子三山は小野子山、中ノ岳、十二ヶ岳の3つのピークからなり標高は三山とも1200m前後とほぼ同じだ。次のピークまではいずれもいったん200m近く下ってから登り返すので結構きつい。メンバーの一人は鷲ヶ巣山のようだと言っていた。三山の最初のピークである小野子山の手前には雨乞山931mがあり4つのピークを登っていることになる。
コースはおおむね雑木林の中を行くが、すっかり葉が落ちていて落ち葉を踏むカサカサという音が日本海側との気候の違いを感じさせる。この山はツツジを目的に5月頃の登山者が多いが、展望の良い山なので木々が葉を落とした11月にも多くの人が訪れる。この日もかなり寒かったものの多くの人が来ていたが、地味な山のせいか中高年者がほとんどだった。
展望については、小野子山では南側の関東平野と北側の上越国境方面が開けている。次の中ノ岳は木々に覆われ展望は望めないが、十二ヶ岳はまさに360°の展望台で一見の価値がある。のんびりと過ごしたいところだけれど、この日は風が冷たく長居ができないので中ノ岳とのコルまで下ってから昼食とする。午後からは雲も出てきてさらに風が冷たくなってきたので、休憩もそこそこに午前中に登った山々を黙々と登り返して早々に下山した。
帰路、関越トンネルを抜けると激しく雪が降っていて、朝よりも積雪量が増えていた。自宅に帰るとあたりはすっかり白くなっていた。今の時期に確実に山に登ろうと思ったら県境を越えないと無理だな。
《小野子山頂上》
《小野子山から子持山(手前)と赤城山(奥)》
《今回一番の急坂だった男坂から十二ヶ岳へ》
《十二ヶ岳山頂から榛名山》
《雨乞山からの下降、歩いた山を振り返る》