折居〜金鉢山

個人山行ku-ninn244

【日時】2018311日(日)

【メンバー】

【天候】晴れ

【山域】五頭連峰

【地形図】天王、出湯

【時間記録】折居710 − 尾根取付745 − 金鉢山(北峰)945 − 車1200


 前の週に風越山で下越山岳会の方々とお会いした時に金鉢山の話になった。私が折居山と思っていた山が金鉢山で、金鉢山だと思っていた山が金鉾山=金鉢南峰とのこと。「ぜひ、登って♪」とお声がけいただき、晴れの予報となった日曜日に登ることにした。登山口は折居林道から。折居集落から山神社のある砂防ダム下まで車が入れた。ここまで入れれば、林道歩きは30分くらいだろう。準備をしていたら、4人パーティーがそそくさと準備をして出かけて行った。菱ヶ岳まで縦走予定とのことだ。

 金鉢山への尾根取付は先端からではなく、トレースは林道が沢を渡る手前で急斜面を突き上げていた。尾根に乗れば明瞭な尾根歩きとなる。ブナ林となるあたりから安定して雪の上を歩くようになり、明瞭なトレース跡を行く。スノーシューは要らないくらい。気温が上がっていないのか、陽は差しているのに雪面は固く、霧氷も落ちてこない。

山頂への稜線に上がるとより白く輝く飯豊連峰が目の前に現れた。緩やかな雪原を登れば金鉢山だった。一時期、積雪期によく登った金鉢山。まったりとした山頂に広がる雪原、白く輝く木々たち、そして飯豊の大展望は変わっていない。私にとっては折居山というほうがしっくりくる、懐かしい山頂だった。金鉾山を見ると東面は雪崩れており、反対側はモッコリと?スパッと??切れていて、状態はどうも悪そう。取り付いていた先行パーティーも戻りかけていた。

お昼頃から天気も下り坂になるという予報だったので、早めに山頂を後にする。下りは尾根の先端までたどって下りようとした。最後にこのルートを登ったのが10年くらい前。その時はまだ伐採地だったはず。が、木は育ち、立派なヤブとなっていた。雪の付き具合も中途半端な上にザックに付けたスノーシューとピッケルがもろ邪魔をし、歩きにくいこと。脛に大きな青アザを作って林道に着いた。

 どこかまだ冬の風情があった五頭山塊。車を止めてある山神社まで下りてくると、風も暖かくなり春を感じられた。さて、山神社まで除雪がされていた。2、3台は止められる駐車スペースもある。はて?なんでなんだろう(・・?


<途中から見た金鉢山>


<金鉢山頂へ続く>


<飯豊連峰>



<金鉾山=南峰>


<金鉢山山頂>


<二王子岳>


<ブナ林の下り>


<山神社>