粟ヶ岳登山道 ぶなのみち

 会山行・ IT

【日にち】2018520()

【コース】八木ヶ鼻登山口〜見返りの丘〜ぶなのみち〜粟薬師〜粟ヶ岳登山口〜駐車場 【周回コース】

【参加者】9名 

【天候】 晴れ時々曇り

【コースタイム】

630新潟発==800いい湯らてい前・ヒメサユリまつり駐車場【標高80 m830スタート→→955見返りの丘→→1010袴腰山【標高526.1m】

→→1025見返りの丘→→1110上沢見晴場→→1120五百川分岐【標高410m】→→1210水場手前で昼食(〜1300)→→1320山伏塔見晴場

【標高490m】休憩(〜1330)→→1420粟ヶ岳登山道合流点(〜1425)→→1435粟薬師・避難小屋(粟ヶ岳5合目)【標高600m】休憩

(〜1500)→→1600五百川登山口【標高150m】→→1645いい湯らてい〈入浴〉==1915新潟着


年間計画で番屋山を予定していましたが、吉ヶ平への道路の冬季閉鎖が解除前で、(例年「5月下旬開通」とのこと。)計画を変更し、

以前袴腰山に登った時と粟ヶ岳に登った時に、分岐の案内板を見て気になっていた「ぶなのみち」を、初めて歩いてみました。

 

ぶなのみちは、平成16年に完成した道で、その後雨で一部流されるなどして一時は通行止めになったこともあったようですが、

近年また整備もされているそうです。ただ、割と長丁場でアップダウンもあり、“山頂”もないせいか、歩く人は少ないと聞いており

会う人もいないのでは?と思っていましたが、先行者ひとり、また粟ヶ岳から下ってきた2パーティともすれ違い、意外でした。

 

まずは本日唯一の三角点、袴腰山へ。ちょうど「ヒメサユリまつり」の日で賑わっていましたが、急坂に加えて雨上がりの滑りやすい土の道に苦戦!

咲き始めのヒメサユリに励まされました。

 

見返りの丘から先は、ロープのついた急降下あり、新緑の木陰のなだらかな道あり。明るい尾根道あり、湿っていかにも蛭のいそうな林あり。

手を使ってよじ登る急登や、枝を掴まないと下れない急坂もあり・・・次から次へ、いろいろなシーンが展開され、飽きません。

縦走路なので終始抜群の展望が得られるのもよいところで、目の前の守門岳の威容はもちろん、遙かに妙高山の方まで見えていました。

 

この日の目標は粟ヶ岳5合目。最後は若い(大きくなれない?)たおやかなブナの林を進み、合流地点に到着。

「ピーク」はないけれど、未知の部分の道がつながって、満足満足!! しかもゴール地点では、ご褒美のようにコシアブラも収穫し、

あとは一気に(蛭対策の為。)ふもと目指してひたすら下りました。




お目当ての一つのヒメサユリ。 見返りの丘と袴腰山の間に、ぽつりぽつりと。




「下山は足下に注意」ちゃんと読んでいれば、派手に転ぶこともなかったかもしれないのに・・・(涙)



袴腰山より望む守門岳



見返りの丘に立つ「ぶなのみち」の案内板。先は長い! いざ出発!!



字は薄くなったりしていますが、ポイント毎にこの道標が立てられています。



番屋山。また今度。



細くて低い幹ですが、視界の限り広がる青葉のブナ林は、身体が緑に染まるようです。



本日の目標に到着!何気ない地味な看板ですが、今日は嬉しいゴール地点です。



粟ヶ岳五百川登山口は、駐車場が広くなり、立派なトイレもありました。