大朝日岳 針生から

個人山行 TA
【日時】2018年6月3日(日)
【メンバー】単独
【天候】晴れ
【山域】
【時間記録】大石橋(駐車)5:10〜大玉沢つり橋6:30〜蛇引清水7:30〜北大玉山8:30〜平岩山9:30〜大朝日岳10:40〜大石橋16:00


シャクナゲ等の花を見に今年も大朝日岳へ向かった。このコースは長丁場である為、登山者に遭うことはほとんど無い、ただ角楢小屋を拠点にする釣師には時々会う。大玉沢の一本つり橋を渡ると蛇引尾根の急登がはじまる尾根の取り付きにはヒメシャガがちらほら咲いている。

蛇引尾根の上部1200m付近まで登ると樹林がまばらになり大朝日岳頂上から西朝日岳や袖朝日岳など荒川源流の残雪の山が美しく見える。背後には祝瓶山とその奥に飯豊連峰が真っ白に横たわっている。平岩山の近くはシャクナゲ、雪解け跡はシラネアオイやカタクリが見られる。平岩山から大朝日岳への風衝地帯はキジムシロ、チングルマ、ハクサンイチゲやウスユキソウが咲き高山の雰囲気が満点である。今日は風も弱く気温も高く汗だく、その上ブヨが多くハッカ油を塗りながら時には腕にとまったブヨを叩きながら歩く。バテ気味で頂上に着いたが写真を撮ってブヨに追われるよう直ぐ下山する。帰路はコシアブラを採りながらゆっくり下る、最後に蛇引尾根の下部でヒメシャガのお出向かいで急なくだりは終わる。


キジムシロ 平岩山と大朝日のコル


チングルマ 平岩山と大朝日のコル


シャクナゲと大朝日岳 平岩山への登り


キジムシロとウスユキソウ 平岩山と大朝日のコル


ミネザクラ バックは西朝日岳 大朝日岳頂上近く


シャクナゲ 平岩山と大朝日のコル


ウスユキソウ 大朝日の登り


大朝日頂上から月山、奥に鳥海山が見えるが写っていない


祝瓶山の頭と奥に雲のような飯豊連峰 平岩山へ下山途中