祖父岳、中山

【会山行】oza1
【日時】 2018623日(土)〜24日(日)
【メンバー】 7名
【天候】 23日/曇り、25日/晴れ時々曇り
【山域】 飛騨高地/北アルプス
【コース】 祖父岳 谷折ルート〜桂原ルート周遊、口中山 馬場島登山口〜東小糸谷登山口周遊
【地形図 2.5万】猪谷/剱岳
【行程及び時間記録】
6/23
車/ 新潟発700〜新潟西IC〜富山IC〜(国道41号〜県道35号〜国道472号)〜八尾スノーステーション(待ち合わせ場所)1030
祖父岳登山/谷折ルート登山口1130〜祖父岳山頂1230-1250〜桂原ルート登山口13:30
 (思わぬアクシデント発生)
車/買い物(オレンジマート)〜北玉公民館着1630
6/24
車/北玉公民館発600〜馬場島中山登山口着730
中山登山/馬場島登山口発745〜中山山頂915940〜東小糸谷登山口〜馬場島登山口1100
車/馬場島登山口発1110〜みのわ温泉(入浴)〜滑川IC1300頃 〜(北陸道)〜新潟西IC1600


恒例になりそうな気配の富山遠征、昨年に引き続き富山県在住の会員 Tさんに会山行を担当して頂いた。今回は八尾の最高峰 祖父岳と剣岳の展望台 中山である。今年の新潟からの参加者は6名。荷物も入れると少々窮屈ながらもオデ号1台に乗り込み富山に向かった。新潟を出てから3時間半で八尾の北玉公民館前に到着。Tさんと合流する。変わっていない。相変わらずのTさんにほっとする。

登りと下りを別のルートとするということでTさんの車を下山口に置き、こちらの車と乗り合わせて谷折登山口に向かった。

登山口には一軒家があり、家の方が農作業をしていた。新潟から来たことがわかると「新潟から〜?新潟には山がないのかい?」と気さくなお父さんだった。

支度を整え出発。山は登り1時間位なのだが、結構急坂が続き登り応えのある山だった。

山頂で軽く、昼食休憩をした後、今度は桂原ルートを下山した。こちらも急坂だが、尾根が終わると緩斜面の杉林となり最後は林道に繋がり、Tさんがデポした車の場所に到着した。

ここで今回最大の事件が起こる。Tさんが「あれ、鍵どこかな」と探し始めた。運転席を覗いて「あ、あ〜!」と悲鳴が聞こえた。なんと鍵をつけたままドアロックしてしまっていたとのこと。「ひゃ〜!どこかでもあったようなことがまた起こるとは!」

しかたなく他の人達にはその場に待ってもらい、Tさんと二人で30分程林道を歩いてオデ号を回収しに行った。ぽつんと一人(1台)で待つオデ号に“待っててくれてありがとう”と感謝し、皆が待っている場所に戻る。皆で一旦、北玉公民館に戻った後、合いカギを持ったTさんと車の回収に再び登山口へ向かった。昨年は自分が登山靴を公民館に忘れ、登山口迄2往復した。富山には健忘の神が憑いているのかもしれない。


祖父岳登山口>                   <急坂を登る>




<祖父岳 山頂>


山頂より剱、立山連邦>


その後、昨年も行ったオレンジマートで買い物をして、北玉公民館に戻る。富山の美味しい食材を肴に、お待ちかねの宴会タイムに突入。昨年と同様、日本酒の飲み比べなどしている内に8時頃早くもダウンしてしまった。皆も9時頃には寝た模様だ。

次の日は皆4時頃から起きて朝食を食べ出発の準備をして、予定通り6時に北玉公民館を出発。番場島に向かう。近づくにつれ剱岳がだんだん大きくなって来る。あの剱岳に登るのなら心を引き締めなければならないが、前衛の中山なので気が楽だ。八尾から1時間半位で馬場島の駐車場に到着。天気はだんだん良くなり、青空が広がっている。こりゃ展望が期待できそうだ。

中山の登山道はきれいに整備されていて登りやすかった。途中、立山杉の巨木が何箇所かにあり(特に五本杉の平とよばれる場所はすごい)、その都度木に抱き着いてパワーを貰いながら登り、1時間半位で山頂に着いた。

なるほど1255mの山頂は剱岳の絶交の展望台だ。小広い山頂では何組かの人が休んでいた。剱岳を見ながら大きく空いたあれが大窓、マッチ箱の隣が小窓などと指呼して楽しい憩の時間を過ごした後、反対側の東小糸谷登山口方面に下山した。登山口からは立山川沿いの舗装された林道を暫く歩いて馬場島に帰着した。さしたる難所もなく、いや〜今日は楽々登山だった。


<中山 馬場島駐車場>         <登山道入口>


<五本杉の平>


<中山山頂と剱岳> 


帰りは、みのわ温泉というテニスコートが併設されている施設に立ち寄る。広く快適で温泉の後、食事をしてからTさんと別れ、新潟へ向かった。

Tさん、今年もありがとう。来年も又来るからよろしくお願いします。