浅間山/前掛山

個人山行ku-ninn254

【日時】2018107日(日)

【メンバー】

【天候】曇り/ガス/晴れ

【山域】

【地形図】

【時間記録】車坂峠545 − トーミの頭645 − 湯ノ平口720 − 前掛山900 − 湯ノ平口1025 − トーミの頭1130 − 車坂峠1220


  チャンスがきた!浅間山の噴火警戒レベルが1に下がり、前掛山が3年ぶりに登山解禁となった。浅間山荘からも登れるが、標高が2000メートル近くある車坂峠から登ることにした。

トーミの頭まで樹林帯の中の道。トーミの頭からすぐの黒斑山への分岐で道は分かれ、すさまじい勢いで急斜面を下りていく。草すべりといわれる標高差300mの激下りだった。下り切ったところが浅間山荘からの道と合流する湯ノ平口。針葉樹林に囲まれた小さな湿地帯で、草紅葉が美しい。

湯ノ平口から賽の河原に向けて黄葉したカラマツの木々の間を行く。山頂付近はガスの中。登山道は徐々に傾斜を増し、シェルター手前で方角を変え、第2外輪上を行く。台風の影響か、風が強い。

流れるガスの中、前掛山山頂に着いた。寒いのですぐに山頂を後にしたが、シェルターまで下ってきたら視界が開け、賽の河原あたりからは全容を見ることができた。下りでは次から次へと登ってくる大勢の登山者とすれ違う。さすがは100名山。そして、やはり前掛山が登れるからなのだろう。

帰りではもちろん草すべりの300mの登りが待っていた。浅間山荘から入るのが一般的だと後から知った。なるほど!この草すべりがあるからか。ゼイゼイ言いながら第1外輪に着くと、そこにも登山者があふれていた。トーミの頭や黒斑山など第1外輪は浅間山の絶好の展望台となっている。今回はガスで残念。

大きな山容で雄大な景色を楽しめる。黄葉も見事だった。どこか荒涼とした感を持っていたが、美しい光景が広がっている山だった。違う季節にも訪れてみたい山となった。

 

<車坂峠>


<前掛山山頂。浅間山山頂は2568mで44m低い。ここから噴火口は見えない>


<シェルターまで下りてきたらガスが晴れた。第2外輪と前掛山>


<シェルター。第2外輪に登山者が見える>


<カラマツの黄葉。奥が第1外輪>


<前掛山>


<湯ノ平口の草黄葉。オヤマボクチ>


<トーミの頭から中コースを下る>