大毛無山

個人山行ku-ninn257

【日時】20181118日(日)

【メンバー】

【天候】晴れ/曇り

【山域】

【地形図】

【時間記録】車 − (65分) − 大毛無山 − (60分) − 車


 大毛無山”の名前を聞いた時、懐かしかった。山スキーで登っていた山だ。ヤブのない広い尾根が続き、ヘタクソな私でもそれなりに滑って下りてこられる山だった。スキー場工事が進み、来シーズンからオープンという春に登ったのが最後だったと思う。今年に入り夏道があると知り、登ってみたい山となった。

 スキー場エリア内を通る南葉山林道を行き、登山口を目指す。広い駐車スペースがあり、目印テープが付いている所から登山道に入る。ブナ林の中の道がすぐに終わり、ゲレンデに出た。これが登山道?と思いながらもゲレンデを登っていくと膳棚リフトの終点になり、とうとうそこで行き止まってしまった。どうしようかと迷ったが、少し上に登ったら夏道にぶつかったので、深く考えずに山頂に向かった。

 山頂からの展望は素晴らしかった。後から登ってきた人に「どこから登ってきたか」と聞かれ、登山口からに決まっているじゃん!と思いながら話していたら、どうも話がかみ合わない。私が登山口を間違えたということが分かった。ゲレンデに出て道を外したわけではなく、最初から登山口を間違えていたようだ。

 下山は本来の道を堀割峠登山口まで下った。明瞭な歩きやすい道が続いていた。南葉山林道は名立方面に続いているが、この堀割峠で通行止めになっている。この堀割峠の標高が1000メートルほどなので山頂との標高差が400メートルくらいしかなく、半日もかからなく往復してこられた。私が車を止めた所までは10分ほど林道を歩いた。立派な遭難予備軍になってしまっていた。

 新井リゾートがオープンしたのが199312月となっていた。25年前だ。ふた昔も前に山スキーをしていたこと。最後に登った時、人工的な建屋(膳棚リフトだったと思う)を見て「もうこの山に登ることもないんだ」と寂しい気持ちになったことなどが思い出され、感慨深い気持ちで現在はロッテアライリゾートになっているスキー場を後にした。


 

<登山道。紅葉は終わっていた>


<膳棚リフト上からの眺め。左端が米山>


<大毛無山山頂。標高1429m>


<山頂の道標。二等三角点がある>


<火打山と焼山。妙高山はガスで見えなかった>


<焼山。煙も見えた>


<権現山>


<堀割峠の登山口>


<ロッテアライリゾート。後方が大毛無山>