ヨモギ山 989

 個人山行sue

【日  時】 2019224

【天  候】 快晴

【山  域】 越後三山

【メンバー】 solo

【時間記録】 荒山7:25 - ヨモギ山山頂10:0510:40 – 荒山11:35


このところ腰の調子があまり良くない。この状態で無理を続けるとギックリ腰なってしまうことは何度も経験している。そのため会山行も失礼した。

 

しかし、天気がいいとじっとしていられない。何か損をしたような気になる。そして腰の快復が遅れる。貧乏性の症状であろう。

 

この日の予報は全国的な晴天で、やはり出かけることにする。でも自宅から遠い所や標高が4桁の山はやめておく。

 

目指した山は越後駒ヶ岳に続く郡界尾根のかなり低い所にあるヨモギ山。夏道がなくて有名ではないし自分も登ったことがない。ただ、等高線を見るとスキーでも行けそうだと以前から思っていた。


《一番左がヨモギ山》


荒山集落の除雪終点には車は一台もなかったが、前日のものと思われるスキーのトレースが奥に続いていた。トレースを追って高石沢沿いの林道を行き、林道が沢の右岸に渡る手前からヨモギ山に続く尾根に取付く。

 

尾根上は雪割れや段差で歩きにくいところもあったが、やがて若いブナ林の広い尾根になり頂上まで続いていた。


《標高800m付近からは山頂までこんな感じ》


山頂はそこだけブナ林が開けて目の前に八海山の雄大な姿が迫っていた。魚沼の山々をはじめ妙高火打や飯豊と思われる真っ白な山並みも見えた。


《これぞ八海山》



《郡界尾根と駒ヶ岳 右端は中ノ岳》


下降は雪割れのある尾根筋を避けて沢どうしに降りた。晴天にもかかわらず北向き斜面の雪は悪くはなかったが踏ん張りがきかず尻もちの連続だった。


《下降につかった沢》


登った尾根の取付きまで下ると朝にはなかったスノーシューとワカンの跡が3つあった。わりと登山者が来る山のようだ。

 

気温も上がり高石沢の水量も増えていた。春はそこまでといった感じだ。

 

『山々は春の喜び迎えるも腰にシップをはる我悲し』