大力山〜黒禿の頭〜駒の頭〜トヤの頭〜鳴倉山

個人山行ku-ninn263

【日時】201932日(土)

【メンバー】

【天候】晴れ

【山域】

【地形図】小出、大湯

【時間記録】干溝835 − 大力山930− 黒禿の頭1100 − 駒の頭1200 − トヤの頭1250 − 鳴倉山1330 − 車1420


 1カ月前に登った大力山。その奥に続く尾根を黒禿の頭まで行き、大池川を囲むように駒の頭、トヤの頭、鳴倉山と山々を越えて干溝集落へと戻ってくる周回ルートは魚沼アルプスと呼ばれている。標高は大力山の504メートルから高くても黒禿の頭の770メートル。天気も良いし、地図も買ったことだし、出かけてみることにする。

 朝霧が濃くモゾモゾしていたら、出発が遅くなってしまった。干溝集落内のごみステージョン脇に車を止め歩き出す。すぐに霧は晴れ、快晴となった。雪は固く締まっていて歩きやすい。1時間ほどで大力山着。大力山から奥にも薄っすらとではあるがトレースが付いていた。

 黒禿の頭へはいくつかのピークを越えていくが、大力山を越えると尾根は狭くなっていく。険しいとも思えるような尾根が続いている。ナイフリッジの通過は少し緊張。樹林帯の日陰は雪が固くカチコチ状態。登りだからまだいい。この尾根は下りたくない、その思いで登っていく。

 黒禿の頭から北側に伸びる尾根を進み、駒の頭に向かう。黒禿の頭が一番高いので、少しずつ標高を下げながらピークを越えていくことなる。こちらのほうが尾根は広いし、途中で抜かされた先行者のしっかりとしたトレースもある。駒の頭はこんもりとした雪のピーク。奥利根源流の山々がいつも目の前にあるが、ぼやけて見えてしまうのが残念。

 トヤの頭、鳴倉山の山頂直下は険しそうに見えたが、雪も緩んでいたので無事通過。最後の鳴倉山を越えると小出の街並みも近くなってくる。歩くたびに近くなり、ズームレンズで見ているようだった。途中から干溝集落に向かって尾根を駆け下りた。雪の状態を見たら周回して良かったのだろう。一生懸命歩いて6時間。標高が低いとはいえ、雪の状態によっては険しい山域となる。魚沼アルプスだ。


<大力山の東屋。1カ月前より雪は減っていた>


<大力山山頂。バックは八海山>


<黒禿の頭に向かう>


<黒禿の頭。道標が出ていた>


<黒禿の頭を振り返る>


<駒の頭山頂>


<トヤの頭を見る>


<トヤの頭から駒の頭を振り返る。後方は笠倉山と駒ヶ岳>


<鳴倉山>


<鳴倉山から歩いたルートを振り返る>


<小出の街を目がけて下る>


<鳴倉山を振り返る>


<大力山>