高知山から二王子岳

個人山行 TA
【日時】2019年3月9日(土)
【メンバー】会員外2名
【天候】快晴
【山域】地形図2万五千 二王子岳・上赤谷
【時間記録】南俣5:50〜高知山取付7:30〜高知山9:50〜場割峰〜七滝沢源頭二股12:10〜二王子岳頂上13:30〜南俣16:30


体力的に厳しくなってきたが今年も高知山〜二王子岳のロングコースに行ってきた、今日は快晴で高知山から二王子岳に続く雪稜は疲れも吹き飛び感動させられる。今回は2月22日の二王子岳で滑降した中尾根からの斜面を対岸の高知山の尾根から観察しておきたかった。

放射冷却で雪は硬く高知山取付尾根でスキーは担ぐ、雪も少なめでシールは使えないこの状況を予想して今日は軽いスリーピンテレマーク板にした、シールの使える所もあったが先行者のアイゼンのトレースがあったので高知山頂上まで板を担いだ。メンバー二人はこのルートが初めてで高知山からの稜線に感動していた。場割峰でほとんどの登山者はここから北へ続く尾根に方向を変え中尾根経由で三王子の夏道に合流するが我々はシールを外し七滝沢へひと滑り。穏やかな沢底で大休憩、沢を緩やかに登って烈風で雪煙の舞う二本木山と二王子岳のコルに出ると頂上は目の前、白銀の飯豊連峰が出迎えてくれた。

下山は春のまだら雪で華麗な滑降は難しく安全にボーゲン等を用いる。一合目の杉林の上でスキーを外す、麓はスキーシーズンが終わっていた。


高知山へのルートから2/22に滑降した斜面を眺める。正面ピークが中尾根1100m


高知山のゆるやかな雪稜、バックは五頭連峰



高知山の雪稜


鳥居峠付近より振り返る


鳥居峠付近から見た飯豊連峰


七滝沢源頭を登るまもなく二本木山稜線


下山、飯豊に別れを


六合目付近より二王子岳を振り返る今日は天気も良く格別の眺め


油こぼしの上付近にて