六万騎山&坂戸山

【会山行】oza1

【日時】 2019421日(日)

【メンバー】 9

【天候】 曇り

【山域】 越後山脈

【コース】 六万騎山 地蔵尊登山口〜六万騎山〜庚申塔登山口(周回)、

坂戸山  鳥坂神社〜城坂コース〜坂戸山〜薬師尾根コース〜鳥坂神社(周回)

【地形図 2.5万】五日町/六日町

【行程及び時間記録】

車/新潟発700〜新潟西IC〜大和スマートPA〜 国道291号麓交差点付近 地蔵尊登山口駐車場着8:50

六万騎山登山/地蔵尊登山口発8:55〜六万騎山9:30-9:35〜庚申塔登山口9:55〜地蔵尊登山口10:00

 (車で移動)

坂戸山登山/鳥坂神社発10:35〜(城坂コース)〜坂戸山12:00-12:55〜(薬師尾根コース)〜鳥坂神社着13:40


今年度、最初の定例山行はカタクリで有名な六万騎山と坂戸山だ。

昨日(土曜日)は天気が良かったのだが、今日はどんよりと曇りで、花見登山としては今一の天気で、ちょっと気分を削がれた感じではある。

新潟より車2台で登山口に向い、六万騎山の登山口でNさんと合流、総勢9名で登山を開始する。

<地蔵尊登山口>

登り始めて、最初からカタクリやイカリソウ、スミレなどが出迎えてくれる。カタクリは時期が少し遅かったか?しおれ始めている。上から降りてきた方が上の方はまだ大丈夫ですよと言う。急坂の登山道を登っていき、山頂手前のピークに来ると、「うわ〜、なんだこりゃ、すげ〜!」と歓声が上がる。何しろピークから四方カタクリだらけなのだ。

 



<山頂手前のカタクリ畑>


<写真では今一だが、実際は何倍も綺麗。四方カタクリだらけ>


話しには聞いていたが凄すぎる。自然にこんなカタクリの花畑ができるものなのか?


<六万騎山山頂>

山頂は、僅か321mの標高であるが、意外に展望が良い。

下りは庚申塔登山口に降りるコースを選択する。今度はイワウチワとスイセンそしてタムシバの花が

迎えてくれた。


<庚申塔登山口に到着>


庚申塔登山口から地蔵尊登山口まで車道を少し歩いて六万騎山トレッキングは完了。車で坂戸山登山口へ移動するが、鳥坂神社の駐車場は満杯だったので、手前のディスポート南魚沼の駐車場に車を止めた。


坂戸山の城坂コースの前半は城跡公園のようである。ゆるやかで広い平地があり、これまたカタクリの大群落となっている。山桜も満開で上も下も花だらけだ。


<城坂コースを行く>


<形の良いカタクリ>


後半は急坂となるが、登山道は良く整備されていて歩きやすい。登山口から1時間半程で山頂に着いた。展望は“素晴らしい”の一言。六日町の町、越後山脈の山々、魚野川の流れなど一望である。


<展望の良い坂戸山頂上>


頂上は風もなく、気温も暑くも寒くもなく丁度良く、一時間程の昼休憩はとても気分が良いものとなった。美味しい食べ物と楽しいおしゃべり、豪快な展望で、山を趣味にして本当に良かったとしみじみと感じるひと時だ。


<坂戸山頂上から八海山>


帰りは薬師尾根を下る。こちらも展望が良く、町に向けてジェットコースターで下るような爽快感のある下りで、長すぎず、正に丁度良いと思えるコースである。


<薬師尾根コース下部の桜>


<上も下も花だらけ>


花見山行としてはジャストの時期に当たったのかもしれないが、六万騎同様、こんな山は見たことがない。雪山・カタクリ等の草花・桜の競演となっている山だ。


<薬師尾根から鳥坂神社の駐車場に到着>


下山後は「金城の里」で温泉につかり、八海山酒造の「魚沼の里」に立ち寄り、お土産を買って帰る。新潟に着いたのも午後6時前でまだ明るく、余裕のある内に到着。こうしたのんびり、癒しの山行も良いものだ。