蔵王 振子沢 

 

【会山行】 oza1

【日時】 201984日(日)(前日8/3発)

【メンバー】 3

【天候】 晴れ

【山域】 蔵王連峰

【コースタイム】
(8月3日)

車/新発田IC発 1530頃 〜荒川胎内IC〜かみのやま温泉〜 蔵王エコーライン 賽の河原駐車場着 18:40 (テント泊)

(8月4日)
登山 賽の河原駐車場発5:40〜ひよどり越え5:55〜濁川(振子沢出合い)6:20〜第一振子滝下7:20〜第1振子滝上7:45(昼食)〜第2振子滝上8:45〜五色岳鞍部〜御釜9:50〜ロバの耳コースに合流〜熊野岳山頂11:30-13:00〜刈田岳13:55

※刈田岳山頂駐車場からA氏の車で賽の河原駐車場に送ってもらい車を回収。

車/蔵王温泉 新佐衛門の湯で入浴 新佐衛門の湯発16:30〜新発田IC19:00


会山行、蔵王集中登山として、尾根コースと沢コースが設定されそれぞれ参加を募ったところ、尾根隊が8名、沢隊に3名の参加があり、熊野岳山頂にて合流する計画となった。
以下、沢隊の報告。


蔵王の振子沢はまだ行ったことがなく、又、自分自身3ケ月近くも山から遠ざかっていたこともあって体がなまっており、ある程度の時間がかかると想定された為、前日に登山口駐車場に行くこととする。メンバーは私とT氏、K氏の三人。新発田インターで午後3時半に待ち合わせ、途中スーパーで買い物をし、蔵王エコーラインの賽の河原駐車で車の脇にテントを張る。他にも同じようなグループがいるのかと予想していたが、誰もいなかった。テントの中でいつものように宴会をして10時過ぎくらいに就寝する。

※なんとK氏は星がきれいだと言って外で寝ていた。

翌日、テントを撤収した後、支度して出発する。最初は舗装された道をひよどり越えまで歩く。そこから濁川まで200m位の下降となる。登山道は廃道になっているのか草が覆いかぶさり良く見えなくなっている。

濁川に降り立ち、30mぐらい上流に向かうと右手に振子沢の入り口となる。草木が覆いかぶさり開けた感じのしない入口である。草木をかき分けたり、積み重なった石を乗り越えながら遡行する。




濁川へ下降途中から振子沢(画面中央)全景


1時間位遡行すると振子の滝(下段)に到着する。右岸を巻くが、最初大きく巻きすぎ、密藪となり引き返す。K氏が岩に沿ったルートを見つけたが、かなりの急坂で木を掴みながらの登りだ。




振子滝(下段)



振子滝(上段)

一段目と二段目の中間の一旦平らな場所へ出て、沢を渡渉し対岸から巻く。ここでもルートを間違えてしまい時間をロスする。最後は左岸を落ち口まで慎重にトラバースして、振子滝の上に降り立った。




振子滝を超えるとアルペン的な渓相に変わる


景色は一変し、岩だらけで別の沢に来たようだ。




上部のゴルジュ


途中からゴルジュ帯となり、沢の中を進むことが難しくなり、左右の岩の上を進んで行く。源頭に近づくと更に景色が変わり、のんびりとした牧歌的な雰囲気にもなる。




源頭に近づくと牧歌的な風景に変化


五色岳との鞍部を乗り越すと御釜の縁に出た。御釜を中からみるのは初めてであるが、透明感のあるエメラルドグーンの水面はキラキラと太陽の光が反射しとてもきれいだ。




エメラルドグリーンの御釜


五色岳の鞍部に戻り、ロバの耳と熊野岳の稜線を目指す。この辺りから足が攣り、悲惨な状態になる。T氏から薬をもらい。少し歩いては休憩を繰り返す。




遥か上の稜線へ




熊野岳山頂


大分ペースを落として、やっとの思いで山頂へ到着。駐車場から6時間近くもかかってしまった。他の二人にはご迷惑をおかけしました。すいません。

山頂で尾根隊の到着を待つ。ほどなく尾根隊も順次到着し、のんびりと楽しい昼食タイムを過ごした。

 

尾根隊のAさんとTさんが刈田岳に来ているということで、刈田岳に向かう。素晴らしい景色を見ながらの稜線漫歩である。




刈田岳より御釜と熊野岳


当初の予定は刈田岳から賽の河原駐車場まで歩く予定であったが、A氏の車にて送ってもらい車を回収した。1時間半位の短縮となり、とても有難かったです。

帰りは少し遠回りとなったが、蔵王温泉の「新佐衛門の湯」に入ってから新潟へ戻る。