平標山〜万太郎山

個人山行 sue

【日  時】 2019915
【メンバー】 solo

【天  気】 曇り時々晴れ

【山  域】 谷川連峰

【記  録】  平標山登山口6:35 松手山7:50 平標山8:55 仙ノ倉山9:40 エビス大黒ノ頭10:25 越路避難小屋11:20 万太郎山12:1512:45 万太郎山登山口15:00 土樽駅15:40 土樽バス停 16:25


湯沢駅に車を置き6:00発の西武クリスタル行きバスに乗る。

乗客は自分も含め4人のみ。平標山登山口で下車したのは自分のみ。

しかし登山口の広い駐車場は登山者の車であふれていた。

 

平標の山頂にはたくさんの登山者が来ていた。

仙ノ倉山まで足を延ばす人も多い。

 


《仙ノ倉山から平標山》

 

しかし、その先へ向かう登山者はほとんどいない。

普段は登山者も少ないのだろうが、連休中日ということもあり谷川岳方面からの縦走者

と時おりすれ違う。


《エビス大黒の頭》

 

仙ノ倉〜万太郎間はかなり標高を下げるので蒸し暑くなる。

谷川連峰の主稜線には水と日陰がない。おまけにこの日は風もない。

万太郎山へは辛い登りになった。


《万太郎山への登り》

 

かなりバテながら万太郎の山頂に着くと軽装の単独行がいた。

 

「どこから登ってきましたか?」と私

「土樽から茂倉尾根を登ってきました」と某氏

「すごいですね。これからどちらへ?」と私

「平標まで行って土樽に戻ります」と某氏

「えっ・・・・」すごすぎて言葉がない。


《万太郎山から仙ノ倉山につづく稜線》

 

某氏の装備はとても途中泊できるようなものではない。

これから平標の登山口まで下山しても交通機関を使って土樽まで戻るのは大変だろう。

 

と思いつつ、遠ざかる某氏の背中を見ていてハタと気付いた。

「あ〜っ!この人は平標の山頂から平標新道を下って直接土樽まで歩いていくのだ!」

いやはや、すごい人がいたものだ。

 

自分にはそんな超人的なまねはできないので、予定どおり吾策新道から土樽に下る。


《吾策新道》

 

土樽まで降りてきても傾いた日差しがまだ暑い。

でも、長かった道のりもゴールだ。湯沢駅行きのバスの発車まで十分時間もある。

これでひと安心だ。

 

と、ところが、ない。バス停がない。蓬橋にバス停があったと思ったのだが、ない。

とりあえず、土樽駅まで行ってみるがやっぱりバス停がない。

 

困ってしまって、バス会社に電話をする。

「土樽のバス停はどこですか?」と私

「路線の見直しがあって今年から土樽公民館が終点になりました」と係員

「なぬ〜っ」

さらに2q以上歩くことになった。

 

ようやくたどり着いたバス停には飲料の自販機すらなかった。

土樽駅で買っておけばよかった。

最後まで脱水気味の一日だった。

 

 

皆さん、もっとバスに乗りましょう。