青海黒姫山

【会山行】oza1

【日時】 20191110日(日)

【メンバー】 3

【天候】 雨後曇り

【山域】 飛騨山脈

【地形図 2.5万】

【行程及び時間記録】

 カネヨリサイクルセンター前駐車場発(標高84m)745〜一本杉(標高400m)8:40〜子宝杉(標高700m)9:45〜西ノ河原平(標高1000m)10:45〜黒姫山頂上(標高1221m)11:30-12:30〜カネヨリサイクルセンター前駐車場着14:50


会山行 秋の6連チャン最終回となる青海黒姫山。40周年記念登山の弥彦山などは大勢の参加者を得て賑やかであったが、先週に続き今回の青海黒姫山も参加人数は3名と少ない。7人乗りのOD号だが、空席が目立つBRT乗り換えの郊外バスのようである。

天気予報は曇り後晴れということであったが、米山ICを過ぎた辺りから雨が降り出す。またもやテンション急降下、別の山へ行くかとの話も出たが、新潟から遠いこともあり、この山は今回を逃すと当分来れない気もしたので、大降りでなければいいやと、決行することとした。カネヨリサイクルセンター前の駐車場に着く頃には雨も止み、先着の石川県の4人グループが登山準備を始めていた。


<登山口>


青海黒姫山は標高1221mとそう高くないのだが、登山口の標高は僅か84mで標高差は1137mもある。久しぶりに気合を入れての登山だ。


<一本杉 標高400m>


登り始めは緩やかだが、標高400mの一本杉を過ぎた辺りから徐々に傾斜が増して来る。

登山道はこれでもかとばかりピンクのテープがついていて迷うことはない。


<子宝杉 標高700m>


<金木平 標高800m>


標高800m位からは急斜面となりロープや梯子も多くなる。しかも道がぬかるんで足元が滑る。ヒザ下は泥だらけとなり、ハァハァと息が上がる。むう〜、かなりきつい山である。


<西ノ河原平 標高1000m>


やっとの思いで頂上の末端稜線に出た。一気に景色が開け、石灰岩のギザギザの岩の稜線の先に山頂が見えた。すばらしい。暑い中、我慢に我慢を重ねた後に、冷たいビールを飲むような快感である。


<頂上稜線末端から山頂を望む>


石川のパーティに少し遅れて山頂に到着。互いに写真を撮り合ったりして、昼食タイムとする。雲が多く展望は今一であったが、苦労の後のビールと昼食は美味しく、1時間程至福の時を過ごし満足して山頂を後にした。


<山頂>


急で滑る下りは登りより大変であるのは言うまでもない。こんなに泥で足元が汚れた登山も久しぶりで、そういえば山を始めた頃はいつもこんなだったなあと懐かしく思いだした。最近は知らない間に天気の良い日に登山道の綺麗な山ばかりをチョイスしていたのかもしれない。

帰りは糸魚川の「長者温泉 ゆとり館」で温泉に入る。古民家の古い建物を改装したとても風情のある良い温泉だった。料金も安く、この辺りの山へ来たときは定番となりそうだ。