西上州の山
会山行 sue
【日 時】 2024年11月23日(土) ~ 24日(日)
【メンバー】 6人
【天 候】 晴れ
【記 録】 《23日》鹿岳(かなたけ) 1012m
新潟出発4:00 = 下仁田IC = 鹿岳駐車場8:15 - 大久保登山口:30
- 四ツ又山9:50 - マメガタ峠10:45 - 鹿岳一ノ岳12:00 - 二ノ岳12:20
~13:10 - 駐車場14:20 = なんもく村自然公園キャンプ場(泊)
《24日》立岩(たついわ) 1265m
立岩登山口7:50 - 主稜線9:10 - 立岩山頂9:40 - 下降点10:25 -
威怒牟畿不動10:45 - 登山口11:35
〈妙義山石門コース〉
中之岳駐車場13:25 - 石門入口13:35 - 第四石門14:20 - 駐車場15:00
= もみじの湯 = 松井田妙義IC
この時期は日本海側では冷たい雨の日が続く、一方で太平洋側は晴天の日が多くなる。低山でも落葉が進んで展望もいい。西上州の山の行くには絶好のシーズンだ。
《23日》
この日も出発時の新潟県内は雨。関越トンネルを抜けると雨は弱まり、沼田付近からは快晴となった。
鹿岳の登山口駐車場にはもう10台以止まっていてちょっと驚き。まだ日が当たらない寒い谷間の道を出発し、空家の目立つ大久保の集落を過ぎてスギ林を登る。
スギ林を抜けて四ツ又山に続く広葉樹の尾根上に出るとようやく日が当たるようになるが風が冷たい。
最初のピーク四ツ又山に到着。山頂は木々にかこまれて広くはないが落葉していて見通しは良い。
四ツ又山から、ひと目でわかる妙義山
鹿岳一ノ岳(左)と二ノ岳(右) これから両ピークを目指す。
四ツ又山の下りはロープの連続
四ツ又山と鹿岳の鞍部マメガタ峠
一ノ岳のピークを目指して岩峰の基部をまく
二ノ岳から一ノ岳を振り返る。左後ろが四ツ又山
鹿岳最高地点二ノ岳頂上。山頂は広くはないが360°の展望
山頂から2-3分で気持ちのいい岩のテラスまで遊びに行ける。
一ノ岳と二ノ岳のコルからひたすら下降して駐車場に戻った。
駐車場から宿泊地のキャンプ場までは30分ほど。本当にこの先にキャンプ場があるのか心配になるくらいの山奥にあった。キャンプ場の標高は鹿岳の山頂と同じ。
なんもく村自然公園キャンプ場
《24日》
2日目は西上州のドロミテといわれる立岩。いい天気だが少し雲が出ている。
キャンプ場から立岩。スギ林から稜線中央部に出て左側の最高点西立岩を経て、反時計回りの周回コースで出発点に戻る。
キャンプ場から約20分で登山口駐車場。すでに3台の車が止まっていた。ここは荒船山の登山口でもある。こちらから荒船山に行く人は少ないだろう。
出発してすぐに展望のないスギ林が続く。日陰なので寒いうえに風も冷たい。
スギ林を出ると広葉樹林となる。落葉した木々越しに立岩の岩峰が見える。
広葉樹林を出ると岩壁に挟まれた急なガレ場を登る。
ガレ場から右の岩壁に取りつき稜線上を目指す。斜上するバンドにクサリがつけられている。写真ではわからないがかなりの高度感。
下から見上げた岩峰がすぐ目の前に見える。山頂はまだ先にある。
立岩の最高地点西立岩山頂
西立岩から荒船山の最高点行塚山。寒いので霧氷が残っていてきれい。
周回コースは西立岩から荒船山に続く稜線を行く。まだまだクサリやロープのある岩場が続く。
山頂から40分ほど歩いたところで稜線を離れ、さらに20分ほど下ったところにある威怒牟畿(いぬむぎ)不動。岩壁の上から滝がシャワーのように落ちていた。昔は滝行をしていたのだろう。
威怒牟畿不動からしばらくスギ林の中を歩いて駐車場に戻った。
わずか3時間半だったが、たいへん中身の濃い周回コースだった。
妙義山に向かう途中、蝉の渓谷で昼食。ここは川が深くえぐれて川幅か1-2mしかない谷が続く。なかなかの景観でトイレも東屋もある。
妙義山中之岳駐車場は行楽日和でほぼ満車だった。ここを起点に石門コースを周回してきた。1時間半ほどのコースがったが、青空の下、日本三大奇景の一つ妙義山を楽しんできた。
中之岳駐車場から金洞山
ちょっとハードな第二石門
第四石門。パンフなどでよく紹介されている。
下山後、近くの「モミジの湯」に寄り、松井田妙義ICから高速で帰る。新潟県に入るとやっぱり雨だった。